学校評価

令和4年度学校目標・評価

 令和4年度も,令和3年度に引き続き外での遊びに力を入れていきたいと考えました。
 子どもたちが,健康に健やかに育つように,様々な遊びやスポーツを工夫し取り組んでいきたいと考えました。
令和4年度 認定こども園葵第二幼稚園 自己評価報告書

 学校目標
 新型コロナウィルスの感染が拡大して以来,子どもたちが家庭に引きこもり,外で友だちと遊ぶ機会が少なくなってきた。それに伴って,体力の低下,人との関わりの低下を心配する声が聞かれるようになっている。
 そこで,本年度も昨年に引き続き,新型コロナウィルスの感染に配慮しながら,戸外遊びの充実を図り子どもたちの体力づくりと友だちと交流をすすめることを目標にし,実践に取り組んだ。

園の取り組み
 園庭などの戸外で多くの時間を過ごすことができるカリキュラムを構成した。また,本園は徒歩3分程度の距離に名古屋市の管理するグランドがあるので,その場所も積極的に利用した。

 具体的な実践
  ○ 登園したら,教室でブロックなど自由遊びをすることが多かったが,積極的に園庭に出て遊ぶようにした。そのため,職員の配置を,教室で園児を迎える担当と,園庭で園児を監督する担当に分けて対応した。

 ○ 本園の周辺には,多くの公園があるので,園外での散歩を積極的に行った。

 ○ 正課指導として,外部講師を招き,跳び箱,マット運動,縄跳び,ダンス等を行っているが,例年同様に屋外での活動をふやすようにした。

 ○ サッカーの指導を専門の先生を招き,指導をしていただいた。

 ○ 以前は,園庭で行っていたマラソン会の練習は,学年別に白水公園野球場で行う予定である。
白水公園野球場に行くときは,学年の教諭と,当該学年ではない補助の教諭もついて行くようにする。

評価と反省
○ バスの運行時間等も調整して,登園後のに園庭で遊ぶ時間を増やすことができた。
   子どもたちの発達状態に合わせて,ドッヂボールや砂場での遊びなど,子どもたちが分散して遊ぶことができるように,こころがけることができた。

○ 本年度は,白水公園野球場がバックネット改修工事でも終了して,広く使うことができた。広い場所で自由に動き回ることができ,子どもたちの体力的にも,心理的にもとてもよかった。ただし,近くとは言え,交通安全の確保に留意が必要である。

○ ドッヂボール,サッカー,縄跳びなど多様な種類の運動を取り入れ,分散して遊ぶことができた。

公開保育実施日   令和4年12月8日

参加評価委員    5名  元名古屋市立豊国中学校校長,愛知教育大学研究補佐員,葵名和幼稚園園長,
              保護者の会役員4名

自己評価に対する評価

○ 朝,クラス毎に鉄棒,うんてい,登り棒などに取り組む様子を見学した。子どもたちだけで遊ぶのでは なく,先生の適切な指導がありよいと思う。また,新しい遊びへの取り組みを増やすこともよいと思う。

○ 遊具が充実しているので,園庭で遊びながら体力の向上を身につけることができてよい。

○ 部屋で遊ぶことが好きな子どもも,先生の声かけで外で遊ぶことができるようになってよかった。

○ 園外での交通安全の確保には,保護者の会も協力したい。


その他のご意見
・先生や友だちと積極的に遊ぶ姿が見られるようになった。
・夏場に園庭で遊ぶ時に,テントで日陰を作ったり,やミストを設置したりするなどして熱中症予防の 対策がされていてよかった。

園からの評価委員の方への質問の結果

 ① 今年度は,外で遊ぶ機会を増やしましたが,子どもたちの様子はどうですか。
変わった子どももいれば,変わらない子もいて一概に判断できない。

 ② 外での遊びを増やすことは子どもたちにとってよい影響を与えていると思われますか。
概ねよい影響を与える思われる。

 ③ 体力の向上のため取り入れたらよいと思われる遊び,競技などはありますか。
跳び箱



まとめ
 学校目標の設定,自己評価・反省は適切に行われていおり,今後も子どもたちの体力向上をめざして欲しい。